抗ヒスタミン薬「ルパフィン」とは
花粉症などのアレルギー治療向けに、2017年11月に発売になった「ルパフィン錠10mg」(一般名:ルパタジンフマル酸塩)が、同じ頃に発売になった「ビラノア」「デザレックス」と共に多く処方されています。
「ルパフィン」は抗ヒスタミン作用に加え、抗血小板活性化因子(抗PAF)作用を併せ持つ点が特徴で、花粉症などが原因の鼻づまりにも効果が高いとされています。
そこでこの動画では、日本医科大学 松根彰志教授が、「ルパフィン」がなぜ鼻づまりに効くのか、他の抗ヒスタミン薬との違いなどについて、短い動画でやさしく解説します。
【動画の目次】
- 花粉症薬「ルパフィン」は鼻づまりに効果がある?
- ルパフィンは抗ヒスタミン薬と抗ロイコトリエン、2つの代わりになる?
- ルパフィンは眠くなる?
これが副鼻腔炎のカテーテル治療だ!松根先生が実技を披露↓
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♦松根彰志先生のプロフィール
日本医科大学医学部 耳鼻咽喉科学 教授
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の研究をし、慢性的副鼻腔炎の外科手術を得意とする医師。日本医科大学武蔵小杉病院耳鼻咽喉科部長も務める。
- 大阪府大阪市出身
- 1984年 鹿児島大学医学部医学科 卒業
- 1988年 鹿児島大学大学院医学研究科 博士課程 修了
- 1988年~1990年米国ピッツバーグ大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 留学
- 2000年 鹿児島大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教授 (2007年より大学院准教授)
- 2011年~日本医科大学武蔵小杉病院 耳鼻咽喉科 部長(臨床教授)
- 2015年~日本医科大学医学部 耳鼻咽喉科学 教授