TBS「ひるおび」花粉症対策特集に大久保先生が出演
2025年3月7日放送のTBS「ひるおび」に、当NPOの理事長である大久保公裕先生が出演し、花粉症対策について解説しました。
花粉は雨などの影響で爆発することがわかっています。大久保先生は「上京して花粉症を発症する人が多いのは、都市部で花粉爆発が多いのが影響している可能性」とコメント。「花粉症対策としてマスク、めがねは有効、まだ花粉症でない人も対策を」、「静電気による衣服への花粉の付着にも注意が必要」とアドバイスしました。
また、根治を目指すスギ花粉症舌下免疫療法についても解説し、「治療期間は3〜5年だが、早い人だと投与開始3週間で効果が出ることも」、「スギ花粉症患者の約8割が改善し、約3割が治る可能性がある」とコメントしました。
■大久保公裕先生プロフィール
免疫アレルギー性疾患を専門に研究し、花粉症治療において日本を代表する医師。国や企業と共同でアレルギー性鼻炎の新しい免疫療法の開発を積極的に進めている。スギ花粉症の舌下免疫療法やゾレア治療法の開発では大規模臨床試験の責任者として治療法確立に大きく貢献した。
- 1984年 日本医科大学 卒業
- 1988年 日本医科大学大学院 修了
- 1989年~1991年 アメリカ国立衛生研究所(NIH) 留学
(現在)
- 日本医科大学大学院医学研究科 頭頸部感覚器科学分野 教授
- NPO花粉症鼻副鼻腔炎治療推進会 理事長
- 日本耳鼻咽喉科学会 代議員
- 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会 理事長
- 日本アレルギー協会 理事
- 「第58回日本鼻科学会総会・学術講演会」(2019年 東京)会長
- 「第38回日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会」(2020年 横浜)会長