この動画では、日本医科大学・松根彰志教授が、副鼻腔炎(ちくのう症)のカテーテル治療を実際に行いながら、わかりやすく解説します。
This video is an actual catheter treatment example for sinusitis by Dr. Shoji Matsune.
*音声は英語ですが、日本語の字幕がついています。 The voice is in English.
カテーテル治療とは
カテーテル治療では、写真のような2か所にバルーンがついたカテーテルを用いて、副鼻腔炎(ちくのう症)の治療を行います。
ダブルバルーンを膨らませて、鼻腔の入り口と奥の咽にまわる手前の部分の2か所をブロックしてふさぎます。
赤矢印のチャンネルから、炎症を鎮めるための薬を混ぜた生理食塩水を注射器で鼻腔内経由、副鼻腔に置換注入あるいは洗浄を行います。
このようにして、蓄膿がたまりやすい副鼻腔の中をきれいにして症状をとります。
この治療を行うのは、急性の副鼻腔炎で頬部の痛み、頭痛、頭重がつらいときや、好酸球性(難治性)副鼻腔炎の術後症例で鼻・副鼻腔局所への薬液(ステロイドなど)局所注入・洗浄で外来通院治療を行うときなどです。
外来で保険治療が可能です。
副鼻腔炎のカテーテル治療を実施している医療施設リスト
以下のリストは、動画で紹介しているカテーテル治療の実施施設リストです。
各施設のご了解を得てこちらに掲載しています。
受診予約は、お電話やホームページから行ってください。
施設名 | 所在地 | 電話 | ホームページ | |
---|---|---|---|---|
日本医科大学武蔵小杉病院 | 神奈川県 | 川崎市・中原区 | 044-733-5181(代表) | https://www.nms.ac.jp/kosugi-h.html |
川崎 幸クリニック | 神奈川県 | 川崎市・幸区 | 044-511-2112(代表) | https://saiwaicl.jp/ |
中村耳鼻咽喉科 | 大阪 | 堺市 | 072-240-0087(代表) | https://itp.ne.jp/info/278151434117431890/ |
ホロン鳥居坂クリニック | 東京 | 港区 | 03-5770-8733(代表) | https://holon-cl.com/ |
せんかわ耳鼻咽喉科 | 東京 | 豊島区 | 03-5926-8077(代表) | http://kjibi.net/sjibi/ |
としはる耳鼻咽喉科 | 東京 | 足立区 | 03-5831-3387(代表) | http://kjibi.net/tjibi/ |
きたあやせ山口耳鼻 | 東京 | 足立区 | 03-3620-8733(代表) | http://kjibi.net |
りんくう総合医療センター | 大阪 | 泉佐野市 | 072-469-3111(代表) | http://www.rgmc.izumisano.osaka.jp/ |
山口耳鼻咽喉科クリニック | 愛媛 | 松山市 | 089-973-8787(代表) | http://home.e-catv.ne.jp/jibika/ |
池田耳鼻いんこう科院 | 和歌山 | 和歌山市 | 073-446-1487(代表) | http://www.ikeda-jibika.jp/ |
秋田大学 | 秋田 | 秋田市 | 018-834-1111(代表) | https://www.hos.akita-u.ac.jp |
飯島耳鼻咽喉科医院 | 長野 | 上田市 | 0268-22-1270(代表) | https://iijimajibi.atat.jp/i/f.php |
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♦松根彰志先生のプロフィール
日本医科大学医学部 耳鼻咽喉科学 教授
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の研究をし、慢性的副鼻腔炎の外科手術を得意とする医師。日本医科大学武蔵小杉病院耳鼻咽喉科部長も務める。
- 大阪府大阪市出身
- 1984年 鹿児島大学医学部医学科 卒業
- 1988年 鹿児島大学大学院医学研究科 博士課程 修了
- 1988年~1990年米国ピッツバーグ大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 留学
- 2000年 鹿児島大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教授 (2007年より大学院准教授)
- 2011年~日本医科大学武蔵小杉病院 耳鼻咽喉科 部長(臨床教授)
- 2015年~日本医科大学医学部 耳鼻咽喉科学 教授