2023年2月14日放送のフジテレビ「めざまし8」の「News わかるまで解説」のコーナーでは、「花粉症”10年で最多”マスクで免疫低下対策は?」をピックアップ。当NPOの理事長で日本医科大学大学院教授の大久保公裕先生のコメントが番組内で紹介されました。
(画像は「めざまし8」放送を撮影)
長期のマスク生活で免疫力が低下
大久保公裕先生によりますと、コロナ禍のマスク生活で、体に変化が起こり、花粉に敏感になっています。ところが、今年は例年より多い花粉量になることや、コロナ収束によるマスク着用義務廃止により、花粉症でない人が花粉症になったり、軽症だった人が重症化してしまうことも。さらには、副鼻腔炎や咽頭炎などの病気を合併することもありえます。
重症患者にはゾレア
大久保公裕先生は、重症化させないためには、無症状または軽症のうちにしっかり対策することが肝心だといいます。もし、症状が悪化してしまった場合には、抗体治療薬「ゾレア」という薬を用いた新しい治療法が登場しています。しかし、ゾレアの投与ができるまでには、初診から1週間以上かかりますので、早めに医療機関に相談してください。
ゾレアについては、以下の動画をご覧ください。
▶重症花粉症患者さん向け、抗体治療薬「オマリズマブ」とは?
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