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日テレ「every.」花粉対策特集で大久保公裕理事長が解説(2023年2月15日)

日テレ「every.」花粉対策特集で大久保公裕理事長が解説(2023年2月15日)

2023年2月15日放送の日テレ「every.」の「ニュースを解説 知りたいッ!」のコーナーでは、「”10年で最大”徹底!花粉対策」をピックアップ。番組内では、当NPOの理事長で日本医科大学大学院教授の大久保公裕先生による解説が紹介されました。

(画像は「every.」放送を撮影)

今年は花粉症でない人も要注意

政府は3月13日から個人の判断でマスク着用が可能とする方針を発表しました。また、環境庁や自治体、気象会社は、今年は過去10年で最大の花粉飛散量になる地域が多いと見込んでいます。そこで、大久保公裕先生は、コロナ禍による長期のマスク生活で免疫力が低下し、鼻粘膜が敏感になっており、今シーズンはここ数年症状が軽かった人が重症化したり、花粉症ではなかった人が花粉症になるリスクが増えていると指摘します。

マスクをとるのは花粉シーズンが終わってから

大久保公裕先生の実験では、花粉症用マスクによって、鼻の中に侵入する花粉量が約84%も減ることが分かっています。マスクをとるのであれば、花粉シーズンが終了してからにすべきだと大久保公裕先生は指摘します。

 

粉砕花粉に注意

スギ花粉の大きさは直径30マイクロメートルですが、踏まれたり、雨や湿気が原因で粉砕すると、その大きさがナノメートルレベルに微細化することがわかっています。

すると、鼻の中により付着しやすく、鼻水で溶けて、症状が強く出てしまうのです。

大久保公裕先生によると、粉砕花粉を対策するには、マスクや花粉用メガネを使用する、花粉が付着しにくい衣類を選ぶ、ぬれ雑巾で掃除するなどが効果的です。それだけでなく、十分な睡眠、正しい食事、適度な運動で体の調子を整えることも、花粉症を防ぐためには大切です。

 

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