「デュピルマブ(製品名デュピクセント)」とは
「難治性副鼻腔炎」は「好酸球性副鼻腔炎」とも言い、鼻の中に多くの鼻茸ができ、手術をしてもすぐに再発する難治性の慢性副鼻腔炎です。 治療法には内視鏡を用いた手術とステロイドの内服が中心ですが、第3の治療法として「デュピルマブ」を用いた抗体治療が注目されています。
そこでここでは、日本医科大学 松根彰志教授が、「デュピルマブ」はどのような薬なのか、自己注射や費用について、短い動画でわかりやすく解説します。
【動画の目次】
- 「デュピルマブ」治療はどこで受けられる?
- 「デュピルマブ」はどんな薬?
- 「デュピルマブ」はどんな効果がある?
- 「デュピルマブ」は自己注射?
- 「デュピルマブ」の費用は?指定難病とは?
これが副鼻腔炎のカテーテル治療だ!松根先生が実技を披露↓
「花粉症デジタルガイド 2022年版」をダウンロードできます!
「花粉症デジタルガイド2022年版」(PDF)はこちらをクリック>
♦松根彰志先生のプロフィール
日本医科大学医学部 耳鼻咽喉科学 教授
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の研究をし、慢性的副鼻腔炎の外科手術を得意とする医師。日本医科大学武蔵小杉病院耳鼻咽喉科部長も務める。
- 大阪府大阪市出身
- 1984年 鹿児島大学医学部医学科 卒業
- 1988年 鹿児島大学大学院医学研究科 博士課程 修了
- 1988年~1990年米国ピッツバーグ大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 留学
- 2000年 鹿児島大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教授 (2007年より大学院准教授)
- 2011年~日本医科大学武蔵小杉病院 耳鼻咽喉科 部長(臨床教授)
- 2015年~日本医科大学医学部 耳鼻咽喉科学 教授