岸田内閣が強化を掲げる「舌下免疫療法」とは
岸田内閣は、2023年5月、国民の約半数が悩むとされるスギ花粉症に対して、国をあげた対策を講じるとして方針を示しました。そのひとつが「舌下免疫療法の拡大」です。
ここでは、スギ花粉症の舌下免疫療法確立において指導的役割を果たし、花粉症治療の第一人者である日本医科大学大学院・大久保公裕教授が、その概要や治療対象となる患者などついて、短い動画でやさしく解説します。
【動画の目次】
- 舌下免疫療法とは
- どんな患者が対象?
- 岸田内閣の花粉症対策とは?
「デジタルガイド第2弾・第3弾 2023年版」をダウンロードできます!
「デジタルガイド第2弾 2023年版」(PDF)はこちらをクリック>
「デジタルガイド第3弾 2023年版」(PDF)はこちらをクリック>
イネ科花粉症とは↓
■大久保公裕先生プロフィール
免疫アレルギー性疾患を専門に研究し、花粉症治療において日本を代表する医師。国や企業と共同でアレルギー性鼻炎の新しい免疫療法の開発を積極的に進めている。スギ花粉症の舌下免疫療法やゾレア治療法の開発では大規模臨床試験の責任者として治療法確立に大きく貢献した。
- 1984年 日本医科大学 卒業
- 1988年 日本医科大学大学院 修了
- 1989年~1991年 アメリカ国立衛生研究所(NIH) 留学
(現在)
- 日本医科大学大学院医学研究科 頭頸部感覚器科学分野 教授
- NPO花粉症鼻副鼻腔炎治療推進会 理事長
- 日本耳鼻咽喉科学会 代議員
- 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会 理事長
- 日本アレルギー協会 理事
- 「第58回日本鼻科学会総会・学術講演会」(2019年 東京)会長
- 「第38回日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会」(2020年 横浜)会長